仮想通貨が生活の一部に?日本における仮想通貨の可能性

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最近よく耳にするようになった仮想通貨ですが、どうしても「怪しいもの」と思ったり。しかし、実は日本政府が仮想通貨の拡大を後押ししたり、大手メガバンクが仮想通貨と提携するなど、その成長スピードは加速する一方です。今回は仮想通貨のひとつであるコインベースを例に取りながら、仮想通貨の可能性について紹介します。

仮想通貨とは

仮想通貨とは暗号資産とも呼ばれ、主にインターネット上の取引で使われる電子通貨です。国家から発行された法定通貨ではありませんが、等価で交換することのできる通貨です。仮想通貨は全世界で共通の価値を持っているため、円からドルのように交換する必要がありません。一方で、需要と供給の関係やその他の要因により、仮想通貨の価値は大きく変動します。

コインベースの日本での拡大

コインベースとは、2012年にアメリカで誕生した仮想通貨取引所で、現在世界100ヶ国以上で展開されています。コインベースは、その高いセキュリティと、資産に保険がかけられる安心感で有名です。2018年にコインベース・ジャパンの設立が公表され、2021年に金融庁から暗号資産交換業者への登録が発表されました。これに伴い、コインベースの日本国内でのサービス提供が開始されました。

2022年9月、コインベース・ジャパンは、取扱う仮想通貨の種類を6種類から11種類に増やすことを発表しました。この背景には、日本仮想通貨資産取引所協会の上場承認プロセスが合理化されたことや、仮想通貨に対する日本政府の前向きな姿勢があります。今まで、日本国内で仮想通貨を取り扱うためには過剰ともいえる規制がかけられていましたが、岸田首相の方針もあり規制緩和が進みました。

これにより、日本国内で扱える仮想通貨の種類が増え、取引所も活性化されています。仮想通貨愛好家やトレーダーにとっては大きな一歩と考えられています。これまで日本の仮想通貨取引所は、国内のスタートアップ企業によって占められていましたが、コインベースが三菱UFJファイナンシャルグループとの提携を発表したことにより、参入可能になったことも話題になりました。

仮想通貨拡大による私たちの生活への影響は?

仮想通貨は、すでに私たちの生活のかなり身近なところにまで来ており、動画配信サイトやショッピングサイト、競馬など多様なゲームが楽しめるブックメーカーでも、ビットコインやイーサリウムといった仮想通貨を取り入れているサイトは多いです。また、実店舗では大手家電量販店からレストラン、美容室からネイルサロンまで仮想通貨が利用できるのです。今後、仮想通貨の種類が今以上に増え、取引がより活性化されると、今の電子マネーのような存在へと変わっていく可能性も大いにあり得ます。仮想通貨により私たちの生活はますます便利になっていき、ビジネスの選択肢も広がっていくことが期待されています。

仮想通貨の恩恵を受けよう

コインベースのニュースを取り上げつつ仮想通貨の可能性について見てきました。仮想通貨はもはや、現代の経済活動において無くてはならない存在になっています。日本人にとってはまだ馴染みの薄いものですが、政府の方針もあり、近い将来必ず生活の一部となっていくでしょう。早めに仮想通貨の情報をキャッチし、より豊かな生活を送れるようにしてください。

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